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PROFESSOR

担当教員について

明治大学 経営学部 教授

原田 将

SUSUMU HARADA

博士(経営学)

1975年1月23日宮崎県生まれ

詳細のプロフィール(経歴・職歴)については明治大学の研究者情報を参照ください。

​​*大学院進学希望者は,ページ下部の

MESSAGE 大学院進学希望者へのところを必ず読んでください。​

原田ゼミ志望の学生へ

将来、あなたたちが直面する問題には答えがありません。
誰も答えを知りませんので、誰も教えてくれません。

変化が激しく,不確実性の高い現在の環境をVUCAと表現することがあります。
VUCAとは,Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)のアクロニウムです。
そうした社会で必要な能力は,「自立(自分の頭で考える)」、「レジリエンス(逆境に負けない)」、「課題発見能力(本質を見抜く)」、「論理的思考力(説得力を高める)」です。
原田ゼミでは,日本企業のマーケティング問題に関する研究を通じて,これらの能力を身に着けます。

私の座右の銘を紹介します。

Where there is a will, there is a way.  (意志あるところに必ず道は開ける)

アメリカ第16代大統領のエイブラハム・リンカーンの言葉です。
彼もまた,混沌とした当時のアメリカをよりよい社会にするために,信念を持って活動しました。

みなさんたちも,自分の目標に向かって努力し,チャンレンジしてください。
きっとそれが皆さんたちの未来を切り開きます。

​​より良い未来や社会を創るのは,みなさんたちです。
失敗を恐れず、様々なことにチャレンジしながら,一緒に日本企業のマーケティング問題について学びましょう。

経歴

2023年12月21日現在

最終学歴

2004/04ー2009/03

2009/04-2017/03

2012/10-2013/09

2017/04-2018/03

2018/04-現在

明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了 博士(経営学)

静岡産業大学経営学部専任講師・准教授

兵庫県立大学経営学部准教授・教授

Associate Fellow, The Centre for Evolution of Global Business and Institutions, The University of York (U.K.)​

​詳細はこちら

明治大学経営学部准教授

明治大学経営学部教授

​担当講義

  • マーケティング・マネジメントA・B(3,4年生)

  • フィールドスタディC・D(2,3,4年生)

  • 演習(2,3,4年生)

  • ​​マーケティング経営特論(大学院博士前期課程)

  • マーケティング経営演習(大学院博士前期課程)

  • ​経営理論・管理特殊研究(大学院博士後期課程)

学会研究活動

日本流通学会

 2020-現在 副会長・理事(国際交流委員長)

国際ビジネス研究学会

 2019-現在 関東部会幹事(学会誌編集委員)

多国籍企業学会

 2019-2023 理事

日本商業学会

日本マーケティング学会

Academy of International Business

Association of Business Historians

Business History Conference

European International Business Association

研究テーマ

ブランド価値の向上は、グローバル競争における日本企業の最大の課題だと考えています。

ブランド価値向上のメカニズム、ブランド価値と財務業績の関係、ブランド価値が向上する組織特徴、などを自動車やFMCGなどの消費財企業を対象として研究しています。近年は、特にブランド価値とチャネル管理の関係に着目してい研究しています。

具体的な研究テーマは次の通りです。

  • ブランド志向組織と成果の関係(ブランド価値経営の構造)

  • ブランド市民行動(BIに即した従業員行動)を促すインターナルブランディング

  • ​知覚価値とブランド成果の関係

  • グローバル・ブランド管理の戦略・組織問題

  • 新興国市場におけるブランド構築

「Meiji.net」で私のブランド価値に対する考えやVolvo Car Japan 前CEOであるMartin Persson氏との対談が取り上げられれています。

ぜひ、ご一読ください。

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主な著作・論文

原田将(2022)「日本企業におけるブランド価値経営の背景と課題 -ブランド価値の構成要素と利益」『経営論集』第69巻第4号,pp369-393。

原田将・松村浩貴・古川裕康(2021)「ブランド・コミットメントに及ぼす消費価値の交互作用効果」『マーケティング・ジャーナル』41(1), pp.98-108。

原田将(2018)「グローバル・ブランド管理変革における優先市場の問題―レクサスのグローバル・ブランド管理変革―」『経営論集』第65巻第2・3・4合併号, pp.89-119。

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Harada, S. (2015), "Consistency, Continuity, and Inertia: The Paradox of Successful Global Brand Management," The Journal of Japan Society for Distribution Sciences, No.36, pp.67-76.

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大学院進学希望者の方へ

原田研究室では、試験を通れば明治大学経営学部原田ゼミ生以外の方でも入室できます。
研究テーマは、ブランド管理やブランド価値に関係するものです。
大学院は,学術的に高度な専門的研究をする場となります。
現在,研究室には,EC研究,消費における認知と感情の研究,サービス知覚品質の研究をしている大学院生が在籍しています。

幅広く受け入れていますが、基本的には、「研究者を目指す方」のみを受け入れいます(博士後期課程進学希望者)。
博士前期課程のみを希望する方でも受け入れますが、研究テーマが興味深く,明確であることが条件となります。

問い合わせをする際、なぜ研究者になりたいのか、そして、なぜ原田研究室で研究するのかを教えてください。
研究計画書は必ず添付してください。
できれば、学部時代に執筆した論文(非公式なものでも結構です)も添付ください。

​研究者として企業や社会に貢献したい人、ぜひ応募ください。
一緒にブランド管理やマーケティングの問題について研究しましょう。

*研究生等は受け付けていませんので,その点はご了承ください。

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